「安養寺の除夜会」


 はじめまして、安養寺住職の佐々木俊紀です。
 御坊組では大晦日に各寺で除夜会がお勤めされています。
 今回は、昨年末に安養寺でお勤めした除夜会の様子を紹介をさせていただきます。

■除夜会 準備OK!!
 安養寺では長年にわたり、大晦日には除夜会を開き、おおつごもりの夜空に響く鐘の音は地域の人々に親しまれてまいりました。
 本堂再建工事により、平成21年から3年間中断していた除夜会ですが、24年から再開し、仏教婦人会の協力を得て、参拝者には「豚汁」をふるまっています。
 このたびの除夜会のためにも、年末の忙しいさなかに集まって大鍋2杯の豚汁を準備して下さいました。
 また、総代さん方は、焚火や投光機の準備、テント張りなど会場設営を担当して下さり、まさに、「門徒の手で作り上げた」除夜会となりました。


■除夜会 にぎわう!!
 今年は、50名〜60名の方々がお参り下さいました。参拝者には、お名号と1から108までの番号を書いた大判の華葩を渡して、番号順に鐘をついてもらいました。そのあと、仏婦特製絶品豚汁をいただいて、アミダ様のもとで心も体もあったまっていただけたことでしょう。

■新年のお勤め
 年が改まると、本堂外陣で、住職を中心に四人の衆徒が一列に並んで「正信偈」(行譜)をお勤め。ご門徒がそれに和します。外陣香炉の両側では、金色の龍の絵を刻んだ巨大な蝋燭がゆらめき、アミダ様のおん前で、厳かに新年を迎えさせていただきました。  なまんだぶつ、なまんだぶつ…

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