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『大賀ハスと真宗木辺派本山錦織寺』
今年はどうしたことか、美浜町三尾の大賀池のハス、もちろん大賀ハスの生育が悪い。毎年大賀池のハスは6月末か、7月初めに花のピークを迎え、「和歌山大賀ハス保存会」はその可憐で神秘にみちた2千年古代蓮を愛でる「観蓮会」を催してきました。しかし、今年は当日、開花するハスが皆無かもしれないおそれがあり、7月4日に予定した観蓮会をやむなく中止としました。私も長年その会に籍を置き、大賀ハスの保存と育成に関わってきましたが、こんなことは初めてです。
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■草津市の「水生植物公園水の森」 毎年、観蓮のためにここまで来るのは大変、来年こそは、大賀池を埋め尽くす蓮華を楽しみたいものです。しっかりお世話しなくては・・・。 |
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■錦織寺の阿弥陀様 今回の参拝で錦織寺が他の真宗本山の荘厳と随分と異なることに気づかせていただきました。毘沙門天像をお祀りする「天安堂」なる大きなお堂が御影堂、阿弥陀堂とならんでいることは、お寺の歴史をひもとけば納得できますが、一番の相違点は阿弥陀堂のご本尊のお姿です。鎌倉の大仏様のように阿弥陀様が定印を結んでお座りになっているのです。 錦織寺の寺伝によれば「ご本尊は親鸞聖人常陸国御滞在の砌り、霞ヶ浦にて感得せられた一尺八寸の阿弥陀如来像の座像(端座)の御木像」との説明がありました。前3回の参拝時には時間帯が悪かったのか、宮殿の御扉が閉まっており、外陣に置かれたスチール写真でしか見たことがありませんでしたが、今回はじっくりお参りさせていただきました。 |
■御影堂の聖人像「ご満足の御影」
なお錦織寺は、本願寺第22世大谷光瑞門主(鏡如上人)の弟で九條武子女史の兄にあたる孝慈師が第20代門主として入寺された御本山でもあります。師は学徳共に秀で人望も厚かったと伝えられます。(前進座の演劇「如月の華」にも武子さんを温かく後見する人物として登場しています)京都から遠くありません。名神高速栗東インターからすぐですよ。 南無阿弥陀仏 |
| 御坊組組長 | ![]() |
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| 湯川逸紀(三宝寺住職) |



