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御坊組仏教婦人会 親睦旅行

 2年ぶりとなる仏教婦人会の親睦旅行の内容をご紹介させていただきます。 今回の旅行は「身延山の絶景と富士を仰ぐ旅」として11月5日(木)6日(金)の1泊2日の日程で、光明寺の三輪住職さまと40名の婦人会の人達とともに錦秋の富士山を満喫してきました。

■御坊〜浜松〜「道の駅 とみざわ」(1日目)
 6時半に三尾、7時に御坊市役所を出発し親睦旅行がスタートです。
晴天にもめぐまれ、バスの中では早くもワイワイガヤガヤと皆さん少し興奮気味です。
途中、何回か休憩をとりながら、大阪、奈良、三重、愛知、静岡と各府県を通過し、お昼に最初の目的地の浜松に到着し昼食をいただきました。その後、静岡を通り過ぎ山梨に入り、「道の駅 とみざわ」で休憩をとりました。このとみざわは山梨県内ではじめての道の駅で、巨大なタケノコを模した建物が目印で南部町の観光拠点となっているそうです。タケノコ、お茶、アユの加工品などめずらしい特産品がたくさんあり、早くもお土産を買いこんでいる人もたくさんおられました。


■身延山登頂(1日目)
 「道の駅 とみざわ」を後にして、今回の旅行の目的地である身延山に向かいました。身延山と言えば、日蓮宗総本山である身延山久遠寺があり、山頂には日蓮が父母を偲んで建立したと言われる奥之院思親閣があります。参拝客のほか、頂上からの眺望がよいため観光客も多く訪れる場所となっているそうです。われわれ一行はまず久遠寺に参拝し、ロープウェイを利用して身延山の山頂に登りました。ロープウェイでは、はじめ少し緊張気味でしたが、まわりの絶景をみているとそんな緊張も吹き飛び、約7分間の空中散歩を楽しませていただきました。そして、お待ちかねの山頂です。夕方の4時ぐらいで少し日が傾きかけでしたが、お天気が抜群で絶景の大パノラマを堪能させていただきました。もちろん富士山もくっきりと見ることができました。大自然のパワーをもらえたようで、日ごろの疲れや、悩み事が吹き飛んでしまうような気がいたしました。
 そして、帰り際、お約束の様に、名物の身延山ぬれせんべいを買ってしまいました。

■下部温泉宿泊(1日目)
 本日最終の到着地の下部温泉にある下部ホテルに到着いたしました。
朝6時半から行動を開始し、現在は約12時間後の6時過ぎとなっていたので、さすがに疲れた表情をしている方もおられましたが、そこは婦人会パワーでございましょうか。ホテルの中に入るとテンションがだんだんと上昇いたしまして、お食事タイムでは、得意のおしゃべりが炸裂し、気が付くとテンションがマックスとなっていました。もちろん、お料理もすべて堪能させていただきました。温泉も格別で、特にこのホテルの温泉は、庭園内より湧出する硫黄泉と引き湯の下部温泉奥の湯を源泉にもっており、泉質の異なる2種類の温泉を、なんと7つの露天風呂を含む12の湯船で体感することができ、今日の疲れなんかどこかに飛んで行ってしましました。

■本栖湖〜河口湖〜白糸の滝(2日目)
 2日目はホテルを8時半に出発して、本日の最初の目的地の河口湖に向かいました。河口湖へは甲州いろは坂を通って本栖湖を抜けていきますが、当初、本栖湖は車中で眺めるだけの予定でしたが、あまりの晴天で富士山が本栖湖にくっきりと写っていたので、予定を急遽変更して30分の撮影タイムをとっていただきました。千円札の裏にもなった富士山の姿が目の前に浮かび、その雄大さに圧倒されそうになりました。河口湖へは西湖から精進湖をちらっと見て、ガイドさんの説明を聞きながら河口湖へ到着しました。
 河口湖では、10月31日より「富士河口湖紅葉まつり」が開催され、JAZZフェスティバルや紅葉回廊のライトアップなどのイベントがあり、たくさんの観光客が訪れるそうです。
 今の時期は、紅葉回廊とまではいきませんでしたが、それでもあちらこちらで色づいている木々があり、十分、紅葉を堪能することができました。また、河口湖からも富士山をみることができ、またまた、にわかカメラマンが大勢誕生し、あちらでもパチリ、こちらでもパチリ、そしてみんなでパチリと大忙しでした。
 河口湖での富士山を堪能した後は、白糸の滝へと向かいました。白糸の滝は観光百選滝の部で1位にも選ばれたことのある、国の名勝及び天然記念物の名瀑で、滝の全面から幾筋もの水が流れ落ち、それが白い絹糸のような印象を受けるところから白糸の滝と言われているそうです。実際に見てみると、まさに白い絹糸のような滝で、思っていた以上にスケールが大きく、マイナスイオンを体いっぱいに浴びることができました。

■富士宮〜焼津さかなセンター〜御坊(2日目)
 途中、富士宮で昼食をとり、富士山にお別れをしつつ、この旅行最後の目的地の焼津に到着しました。焼津は駿河湾に面しているため鮮度抜群の海の幸が堪能でき、昔懐かしい東海道宿場町の面影を残しているそうですが、われわれ一行は、焼津さかなセンターに直行です。焼津港、小川港、大井川港に水揚げされたものをそのまま直送されており、センター内には70店舗が集結していました。御坊でも新鮮な魚介類は堪能できるのですが、桜エビなどここでしか買うことができない海の幸がたくさんあって、あっという間にお買い物タイムが過ぎていってしまいました。でもご心配なく、みなさんいっぱいのお土産を買い込んでいました。
 帰路は予定より約1時間遅れの午後9時過ぎに御坊に戻ってきました。さすがに、長旅でしたので少し疲れましたが、みなさん満面の笑みで両手いっぱいのお土産とともにご自宅にもどっていかれました。

 1泊2日の短い旅行ではございましたが、みなさまと楽しい時間を過ごさせていただくことができました。まだ参加されたことのない方は、是非ともこの旅行記を読んでもらいたいと思います。そして、ひとりでも多くの方に参加していただき、これからもみんなで御坊組の仏教婦人会を盛り上げていきたいと思います。

◆親睦旅行のスナップ写真です。写真をクリックすると大きくなります。

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御坊組仏教婦人会会長
北野 操

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